パンダの聖地は上野…いや浅草? 花やしきが推しまくる絶滅危惧種「パンダカー」に乗る

かつてよく見かけた遊園地の遊具「パンダカー」。子どもを背に乗せてゆっくり動く姿はどこかホッとさせてくれたものの、最近では目にする機会も減りました。そんなパンダカーの「聖地」が、パンダ命名に沸く上野の隣、浅草にあったのです。

ラーメンにまでいる「パンダカー」

 園内のお土産屋さんをのぞくと、ここにもパンダカーグッズがあふれています。パンダカーをぬいぐるみにしたキーホルダーやストラップに、ポーチやトートバッグ、クリアファイルやボールペンなどなど。本物のパンダカーに会った後ではどれも愛おしく、家に連れ帰りたくなってしまいます。時節柄、パンダカーにのった「アマビエ」のステッカーまでありました。

 フードコート「BAKEZONA」では「パンダカーラーメン」が一番人気ということで、もちろんいただきます。どこがパンダカーラーメンかというと、トッピングの海苔にパンダカーが描かれているからなのですが、ちょっと残念なのは正面からの顔だけだったこと。これではただのパンダなのでは……かつてはパンダカーとはっきりわかる横から見たバージョンがあったようなので、その復活を切に願います。ちなみに、味は奇をてらわない素朴な感じで文句なし! でした。

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Tシャツもパンダカー(古屋啓子撮影)。

 見て、乗って、買って、食べてと、大満足のパンダカーの聖地。パンダ人気が高まる今、懐かしの“乗るパンダ”を体験するのもいいかもしれません。なお花やしきでは10月までハロウィンイベントを開催しており、パンダカーに乗りながらマジックハンドでお菓子をつかむ「パンダカー 秋の大収穫祭」も行われています。

【了】

【「パンダカーラーメン」どんなの?】パンダカーの聖地 花やしきを写真で旅する

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