吊り革に干し芋くっついてるぞ 珍列車が運行開始 ひたちなか海浜鉄道
SNSでもジワジワ話題のようです。
「ほしいも王国」アピールのラッピング列車
車内の吊り革に「干し芋」がぶら下がっているという妙な列車が走り始めました。
これは茨城県の第三セクター、ひたちなか海浜鉄道が2021年10月から運行を開始したラッピング列車「ほしいも列車」(キハ11-5)。1本1本の吊り革を挟み込むように、干し芋が取り付けられています。外観のデザインや描かれたキャラクターも、もちろん干し芋がモチーフで、公募によるものだそうです。
ひたちなか海浜鉄道によると、この取り組みは国土交通省観光庁「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業」の一環。干し芋生産日本一であるひたちなか市を「ほしいも王国」と捉え、干し芋」を主軸としてひたちなか市内を回遊する仕組みを創出するものだといいます。
運行期間は2022年2月までの予定。今後は、阿字ヶ浦駅近くの「ほしいも神社」にて、ブランドさつまいもなど産直品や関連品を販売する「ほしいもマルシェ」や、阿字ヶ浦駅から国営ひたち海浜公園までのウオーキングイベント、ほしいも列車を舞台にしたカフェトレインモニターツアーなどを予定しているということです。
ちなみに吊り革の干し芋は、本物を模したレプリカだそうです。
【了】
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