排水量約2万トン スペイン生まれの新型補給艦「ストールワート」就役 オーストラリア
そのうち日本に来るかも。
1番艦は東海岸へ、2番艦は西海岸に配備
オーストラリア国防省は2021年11月13日(土)、新型補給艦「ストールワート」が同国海軍に就役したと発表しました。
「ストールワート」は、サプライ級補給艦の2番艦で、スペインの造船会社ナバンティアにおいて、スペイン海軍向けの補給艦「カンタブリア」をベースに設計・建造されたもので、排水量は1万9500トン、全長173.9mで乗員数は122名。最大速力20ノット(約37km/h)を発揮し、速力13ノット(約27.1km/h)で約1万1000kmの航海が可能だといいます。
起工は2018年11月25日で、2019年8月30日に進水。その後、各種装具を取り付けるためにオーストラリア本国へ回航され、所要の艤装と各種試験を行ったのち、このたび西オーストラリア州のロッキンガムにある「フリートベース・ウエスト」で就役しました。
なお、同艦は燃料だけでなく、真水や食料、各種整備部品、ドライカーゴなどを積載し、洋上において艦隊に補給を行うことが可能なほか、国内外の人道支援活動や災害救援活動にも従事するとのこと。
ちなみに、同型1番艦「サプライ」は2021年4月10日に就役済みで、こちらはニューサウスウェールズ州シドニーにある「フリートベース・イースト」を拠点に運用されています。
【了】
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