国内最長26kmを自動運転区間に 深谷市内の循環バスで実現
土休日の6便で適宜自動運転されます。
土休日の6便で適宜自動運転
深谷観光バスと埼玉工業大学は2021年11月12日(金)、自動運転の実証運行を行っている深谷市内の「渋沢栄一 論語の里 循環バス」について、自動運転が可能な区間を26kmに拡大したと発表しました。
このバスは深谷市出身の実業家・渋沢栄一が主人公のNHK大河ドラマ「青天を衝け」の放映をうけて運行開始。深谷駅北口から渋沢栄一記念館や大河ドラマ館、道の駅などをむすぶ28kmの循環路線です。
運行開始当初から、埼玉工業大学との連携で自動運転を開始。当初は8kmの区間のみ対象としていましたが、開発を進めていき、26kmまで拡大。自動運転レベルはレベル2で、運転士が運転席に待機し、異常時に手動で操作を行います。
使用される車両は、日野自動車のマイクロバス「リエッセII」と大型バス「レインボー」の2台。土休日に1日6便が自動運転バスです。遅延発生時や立ち客のいる場合、周辺環境などにより、手動運転に切り替えることがあります。
【了】
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