横浜市営地下鉄が開業した日(伊勢佐木長者町~上大岡) -1972.12.16

49年前の12月16日、横浜市交通局の最初の区間である伊勢佐木長者町~上大岡間が開業しました。

京急の混雑緩和も担う当初計画

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横浜市営地下鉄ブルーラインの3000S形電車(大藤碩哉撮影)。

 1972(昭和47)年の12月16日。横浜市営地下鉄の記念すべき最初の区間である伊勢佐木長者町~上大岡間が開業しました。

 もともと、飽和状態の京急のバイパス路線として、また東海道新幹線の新横浜駅や港北ニュータウン、戸塚など市西部と横浜市中心部を結ぶアクセス路線として、地下鉄整備は計画されました。

 そのうち、京急と並走する屏風浦方面は京急の輸送力増強とともに、山下町方面は現在のみなとみらい線の計画の進展とともに解消され、現在の路線整備計画となりました。

 開業当初の車両である1000形は、そのシャープな前面形状とワイドな窓で親しまれましたが、2006(平成18)年に引退。34年の歴史に幕を下ろしました。

 さて、このブルーラインは現在、あざみ野駅からさらに北西へ、小田急小田原線の新百合ヶ丘駅までの延伸計画が進んでいます。2019年に事業化し、都市計画決定に向けて環境影響評価などの手続きに入っています。

 さらに今年12月13日、ブルーラインの新型車両「4000形」が発表されました。運行開始は2022年5月の予定で、8編成のうち5編成が先行して投入されます。

【了】

【写真】懐かしい「くの字」電車1000形の勇姿

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3件のコメント

  1. 1962年なら59年前

  2. 1962年なら59年前
    49年前なら1972年

    • ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。