「イメージ変わる」横浜ブルーライン新車4000形のデザイン話題「くの字じゃない!」
横浜市交通局が発表した地下鉄ブルーラインの新型車両「4000形」。3000形シリーズから約30年ぶりとなる新形式は、既存のブルーラインのイメージを大きく覆すデザインに驚きの声が寄せられています。
イメージを大きく覆した新型車両 でも「これはこれで進化してていい」
「かっこいい!」
「意外すぎるデザインだ」
「らしさを残しつつも進化してる感じで良いではないか??」
横浜市交通局が2021年12月13日(月)に発表した、市営地下鉄ブルーラインの新型車両「4000形」が、直後からSNS上で話題になっています。
現在主力の3000形シリーズは1992(平成4)年の登場以来、外観も異なる5種類のバリエーションが生み出されてきましたが、およそ30年ぶりに、全く新しい形式の新型車両が導入されます。そのこともさることながら、多くの人が反応しているのは、これまでのブルーラインのイメージを大きく覆したフロントデザインです。
ブルーラインの車両は1972(昭和47)年の開業以来、前面の上端から下端にかけて「く」の字のように前へ突き出たスラントノーズと呼ばれる形状が採用されていました。対して今回の4000形は、フロントガラスが左右から中央にかけて前に突き出た形状に。つまり、前面の「横目」の折れ線が、「縦目」の折れ線になったのです。
一方で、前に向かって傾斜しつつも平面的だったフロントガラスの形状は、6角形を描くようになりました。交通局はこの先頭車両について、「従来のブルーラインの面影を残しつつ、全体的に平面や直線のエッジを際立たせた構成としています。様々な方向を向いた面が、見る角度とともに先頭形状の表情を変化させ、躍動感を感じさせるデザインとしています」と説明しています。
これに対しSNSでは、「横浜市営地下鉄といえば前面が尖ってるイメージだけど、これはスマートでかっこええ!」「縦目は新鮮」「くの字じゃないけど横浜市営らしい感じ」といった声が寄せられています。
また、フロントガラス下部から車両の下端にかけて、縦方向にブルーのラインが配置されています。このラインの配置や色も似ている札幌市営地下鉄東豊線の9000形を思い出す人も少なくないようです。
横浜の4000形は2022年5月にデビューし、3000形のなかでも初期の車両である3000A形を置き換えます。機能面の特徴として、バリアフリー性の向上や、防犯カメラの導入などによる安全性の強化も挙げられています。
【了】
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