フジファブリックの曲が列車接近音に 富士急行・下吉田駅「若者のすべて」など

「夕方5時のチャイム」に続いて、駅構内でも奏でられます。

防災無線に続いて駅メロディでも採用

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下吉田駅に停車する元京王の1000形電車(画像:写真AC)。

 富士急行は2021年12月16日(木)、 下吉田駅(山梨県富士吉田市)の列車接近音に、ロックバンド「フジファブリック」の「若者のすべて」「茜色の夕日」を採用すると発表しました。運用開始は22日(水)15時です。

 フジファブリックは2000(平成13)年に結成。「夜明けのBEAT」がテレビドラマ「モテキ」の主題歌となるなど人気が上昇するなか、ほとんどの楽曲制作を手掛けていたボーカル/ギターの志村正彦さんが2009(平成21)年に急逝。バンドはその後も活動を続けています。

 志村さんの地元である富士吉田市では毎年、誕生日である7月10日と命日である12月24日周辺に、市内の防災無線のチャイムを代表曲「若者のすべて」または「茜色の夕日」に変更し、功績をたたえています。今回、同じく地元である市内の下吉田駅でも、この2曲が正式に接近メロディに採用されます。

 下吉田駅では、河口湖方面行きの電車の到着時に「若者のすべて」、大月方面行きで「茜色の夕日」が、アナウンスのあとにそれぞれ40秒ほど流れます。

 なお、今回の導入に合わせて、志村さんや当楽曲などを紹介するパネルが設置されます。また、22日から1月10日(祝)まで、普通列車を中心にオリジナルヘッドマークを掲示した車両が運転されます。

【了】

【オリジナルパネルとヘッドマークのデザインを見る】

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