東急 全路線で再生可能エネルギーだけで運行へ 東横線など7路線 日本初

鉄道会社では一番乗りです。

東京電力からの再生可能エネルギー供給

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東急の最新車両である6020系と2020系(草町義和撮影)。

 東急電鉄は2022年3月28日(月)、東横線や田園都市線をはじめ鉄道7路線すべてで、4月から再生可能エネルギー由来の電力だけで運行していくことを発表しました。

 この取り組みは、事業戦略の一環として同日に発表した「環境ビジョン2030」の最初の施策となるものです。東急では脱炭素に向けた取り組みとして、世田谷線で先駆けて2019年からで再生可能エネルギー由来100%による運行を開始。これは東急パワーサプライからの電力供給によるものでしたが、今回新たに実施される路線では、東京電力エナジーパートナーからの供給が決定。化石燃料を使用していないと扱われる発電方式由来の電力の供給枠から、電気を購入する形となります。

 これにより、新たに約3億4900万kWhの電力量が実質CO2排出量ゼロとなり、年間CO2排出量は約16万5000トン、一般家庭の5万6000世帯分にあたる量が削減されると見込まれています。

 鉄道事業者で全路線を再生可能エネルギーのみで運行するのは、日本初の取り組みとなります。

【了】

【「再生可能エネルギー100%」で電車を走らせるメカニズム】

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コメント

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2件のコメント

  1. ロシアのウクライナ軍事侵攻もあった以上、読売新聞も日テレも東急を真似たらどうかね。

  2. もう大井町線で活躍中の9000系なんか、
    その場で置き換えられてしまうでしょう。