40ノット以上で疾走OK 韓国海軍 釜山で新高速艇4隻の進水式を同時開催

大きさ的には海自のはやぶさ型ミサイル艇とほぼ一緒。

就役は2022年を予定

 韓国海軍は2022年5月12日、新高速艇4隻の進水式典が釜山にある韓進重工影島造船所で行われたと発表しました。

 これら4隻の高速艇はPKMR(Patrol-boat Killer Medium Rocket)と呼称されるタイプに分類されるもので、おもに沿岸海域の警戒監視などに用いられます。

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釜山の韓進重工影島造船所で行われた新型高速艇4隻の進水式典の様子(画像:大韓民国海軍)。

 排水量は230トン、全長は44mで、幅は7m、ディーゼルエンジンとガスタービンエンジンで駆動するウォータージェット推進により最大41ノット(約76km/h)で航行することができるといいます。

 乗員数は約20名、武装として76mm速射砲1基、12.7mm重機関銃2丁、130mm誘導ロケット12連装発射機や小型爆雷などを装備しており、韓国海軍では16隻の調達を計画しているそうです。

 進水した4隻は、それぞれ艦番号として「PKMR-226」「PKMR-227」「PKMR-228」「PKMR-229」が割り振られ、2022年末までに各種テストなどを行ったのち海軍に引き渡され、約2か月の準備期間を経たのち実運用を開始するとしています。

【了】

【新高速艇の全景は?】先行して就役済みの姉妹艦たち

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