「くまモンナンバー」に強力な刺客? 「ぐんまちゃんナンバー」導入へ 群馬県内全域で導入可
群馬県民の愛が試される?
ぐんまちゃんナンバー導入へ
自動車の図柄入りナンバープレートで一番人気の「くまモン」ナンバーに強力な対抗馬が現れそうです。群馬県が「ぐんまちゃんナンバー」を導入します。山本一太県知事が2022年5月19日の定例会見にて発表しました。
図柄に「ぐんまちゃん」をあしらったナンバープレートで、群馬県内で交付されている群馬、前橋、高崎のいずれのナンバーでも導入が可能だといいます。
4月に国土交通省が図柄入りナンバーの新規募集を開始するにあたり、「都道府県単位での図柄の導入も可」としたのを受けてのこと。山本知事は「群馬県として、図柄としての分かりやすさとか、本県のブランディング、情報発信の効果等を総合的に勘案し、図柄に、ぐんまちゃんを採用することといたしました」としています。
具体的な図柄については現在、原作者とともに複数案を制作中で、今秋に県民アンケートを実施し、11月にはデザインを決定する見込みだそうです。「群馬県の認知度向上とか、県民の皆さまのプライド向上に繋がるように、市町村の意見もよく聞きながら進めてまいりたいと考えています」(山本知事)とのことです。
ちなみに、熊本ナンバーにて交付されている「くまモン」の図柄入りナンバーは、2022年3月末時点の申し込み件数が3万3205件で、2位の福山(カープ坊やの図柄)の2倍近くになっています。熊本県は熊本ナンバーのみで、県内の自動車保有台数は約100万台。対して群馬県の自動車保有台数は約138万台で、1人当たりの保有台数は全国トップです。
【了】
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