「四国新幹線」駅つくるならココ! 地元シンクタンクが10駅提案
「新幹線を四国に!」活発化しています。
瀬戸大橋から枝分かれ「四国新幹線」
四国の地銀などからなる四国アライアンス地域経済研究会は2022年6月1日(水)、「新幹線が都市を変える~新幹線と四国のまちづくり調査~」と題した報告書を公表、「四国新幹線」の整備を想定し10駅の整備案と経済効果などをまとめました。
地元自治体などからなる四国新幹線整備促進期成会は、そのルートについて、岡山から新幹線に対応できる瀬戸大橋を経由し、高松・徳島、高知、松山の3方面へ枝分かれする路線イメージを描いています。10駅の案は次の通り。
●香川県
・高松駅:高速バスターミナル付近に設置。
・栗林駅:高徳線栗林駅に併設し、ことでんの栗林駅も新設した総合駅とする。
・伏石駅:高松駅から南に約5km。ことでん伏石駅付近に高速道路上もしくは並行して整備する。
・高松空港:空港の地下に新幹線駅を整備する。
●徳島県
・鳴門エリア:国道11号と鳴門線が交差する箇所エリアを中心に検討。
・徳島阿波おどり空港:徳島空港付近に設置を検討。
・徳島駅:徳島駅に新幹線駅を併設する。
●高知県
・後免駅:駅北側に併設。
・高知駅:駅南東側に併設。
●愛媛県
・松山駅:JR松山駅東側に設置。豊予海峡ルート・大分方面への延伸も可能とする。
四国は全国で唯一、新幹線の具体的な整備計画がなく、その実現へ向け四国新幹線整備促進期成会が国への要望活動などを行っています。
今回の報告書で四国アライアンス地域経済研究会は、新幹線への賛否両論があることを認めつつ、「各県でさらなる議論と関心を喚起するため、四国の新幹線を具体的なイメージで提起することが重要と考え、(1)県都のまちづくりの観点から四国の新幹線駅はどこに置くべきか、(2)新幹線効果を県内に波及させるために何が必要か、という二つの論点で期成会から委託を受けて調査を行った」としています。
【了】
採算が採れない 現実味がない
何処に駅を設置しようがそもそも高速に需要を奪われてるのに新幹線を通すなんて正気じゃない ただでさえ全線赤字で国から補助されているってのにどこにそんな金があるってんだ