国分寺-相模原が直結に!「多摩の大幹線」からついに“県境”越え実現、国道16号へ 相模原の都市計画道路が9月開通

神奈川県相模原市は2025年8月19日、都市計画道路「宮上横山線」が9月27日(土)に開通すると発表しました。

相模原の「宮上横山線」開通

 神奈川県相模原市は2025年8月19日、都市計画道路「宮上横山線」が9月27日(土)に開通すると発表しました。

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開通目前の「宮上横山線」。多摩ニュータウン通りが町田街道から実質延伸する(乗りものニュース編集部)。

 開通区間は相模原市の「東橋本二丁目」交差点付近から京王相模原線をくぐり、東京都町田市の「多摩ニュータウン入口」交差点までの約670m。「多摩ニュータウン通り」が実質的に延伸する形です。相模原市が町田市と連携して2016年から整備を進めてきました。

 多摩ニュータウン通りはその名の通り、南側に並行する「南多摩尾根幹線道路」ともにニュータウンを貫く大幹線を成していますが、両路線とも神奈川県境の直前、町田街道で途切れています。多摩ニュータウン通りと橋本駅方面を行き来するには狭い住宅街などを通る必要がありました。

 今回の開通により、北は東京都国分寺市の新府中街道から、鎌倉街道、多摩ニュータウン通りを経て国道16号を越え、南橋本駅(JR相模線)方面までが一本の道でつながります。ただし、この途中で交差するJR横浜線は踏切です。

 橋本駅では、リニア中央新幹線の新駅の建設も進んでいます。この道路が開通すると機能的な幹線道路網が形成され、新駅をはじめ周辺の工業地域や物流施設などへのアクセス性向上が期待されます。

 ちなみに、南多摩尾根幹線道路も町田街道から先、相模原市街までの延伸部の事業が進んでいます。

【超壮大!】これが「多摩ニュータウン通り延伸部」の状況です(地図/写真)

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