"環3"外苑東通り「市谷地区4車線化」拡幅工事大詰め 2022年度内開通めざす

芝公園~青山霊園~江戸川橋までの全拡幅が完了間近です。

環状3号線の「開通区間」はおおむね4車線に

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牛込柳町交差点付近の開通イメージ(画像:東京都)。

 東京都建設局は、「環状第3号線」の一部である外苑東通りのうち、まだ4車線化されていない新宿区の市谷仲之町交差点~市谷柳町間の約400mについて、2022年度内の拡幅工事完了をめざし、交通切り替えを実施すると発表しました。

 環状3号線は勝どきから麻布、青山霊園を経由し、外苑東通りから新目白通り、言問通り、三つ目通りなどで構成される、延長約27kmの環状道路の都市計画路線です。勝どき~芝公園の海上区間や小石川・谷中地区周辺がまだ未開通で、まだ完全な環状道路とはなっていませんが、開通区間はすでにおおむね4車線化されています。

 その中で、女子医大通りと交わる市谷仲之町交差点から、早稲田通りと交わる弁天町交差点までの間は、4車線化が現在事業中。完成すれば、港区芝公園~文京区江戸川橋までが全て4車線道路となります。今回は南側の「薬王寺区間」400mが完成間近となっています。

 工事状況は6月現在で、街路の左右両端の歩道や外側車線が完了。「夏頃」には、中央分離帯などの工事に移行するため、上下線を道路の両端に分離する交通切替を実施予定です。当初は2021年度中の開通を目指していましたが、工事の調整に時間を要したことから、工期を延期していました。

【了】

【環状3号線「薬王寺区間」計画図と完成イメージ】

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