「原付通れません!区間」東京5選 陸橋やトンネル 車スイスイ横目に、側道へ
混雑区間や交差点などを立体交差する陸橋やトンネル、クルマにとってはありがたいものです。しかし東京では、そうした立体交差部で「原付」が通れない区間が増えています。
長~い橋やトンネルの立体交差、原付はダメ!
東京の道路では「原付通行禁止」区間が多々あります。それらは大概が、比較的長い陸橋やトンネルです。混雑区間や交差点を回避する立体交差が多くできてきましたが、、原付はNG、というケースが増えています。今回は東京で、そうした区間を5つ紹介します。
環八通り 井荻トンネルほか
環八通りは2006(平成18)年、練馬区内と板橋区内の区間が開通して全通を果たしました。これら区間はトンネルや陸橋が多く、杉並区以南と比べても移動はかなり快適。しかしそのぶん、原付の通行には注意が必要な区間も多くなっています。
西武新宿線などをくぐる井荻トンネル(約1.3km)、それに続く練馬トンネル(約1.8km)のほか、豊島園通り前後の練馬春日町トンネル(約1.1km)も原付通行禁止です。
さらに北、川越街道(国道254号)をまたぐ練馬北町陸橋、これに続く北町若木トンネル(約0.6km)もダメ。とくに北町若木トンネルは、地上の側道が東武東上線で分断されているため、原付は大きく迂回をするか、エンジンを切り車体を押して線路をまたぐ歩道橋を歩く必要があります。
レインボーブリッジ、東京ゲートブリッジほか
レインボーブリッジ、東京ゲートブリッジといった湾岸部の長大橋も、当然のように原付通行禁止です。お台場の南の埋立地である「中央防波堤」は、海底トンネル3本と東京ゲートブリッジでつながっていますが、いずれも原付は通行不可。ゆえに中央防波堤は原付で到達できないエリアです。
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