国道349号「棚倉街道」集落沿いの狭隘部を改良 バス乗り継ぎもできる県境ルート

東日本大震災の際にも注目されました。

県境からすぐ北の区間を改良

 福島県県南建設事務所は2022年8月18日、道路改良事業を進めていた国道349号「下関工区」が完成し、10月1日に式典を行うと発表しました。

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国道349号下関工区、現道の状況。集落沿いのため道幅が狭い(画像:福島県)。

 茨城・福島県境部のすぐ北側、矢祭町下関地区の道路改良工事が完成します。ここでは福島県南地域から首都圏への貨物輸送ルートとして大型車の通行が増えているものの、同地区は国道沿いに集落が形成されているため、道幅は普通車がすれ違える程度しかなく、歩行者を含めた安全な交通の確保が課題となっていたといいます。

 このため2014(平成26)年から4.4kmの道路改良事業に着手、2021年度までに2.5km区間が開通しており、今回、残る1.9kmの工事が完了するということです。

 この国道349号は棚倉街道と呼ばれ、水戸からまっすぐ北へ延びて福島県へ入るルートです。かつては茨城県側の常陸太田市から県境を越え、矢祭町の中心部である水郡線 東舘駅までを結ぶ路線バスも走っていました。直通はなくなったものの、県境部を徒歩で900mほど連絡してバスの乗り継ぎも可能です。

【了】

※一部修正しました(8月26日18時03分)。

【地図・写真】改良区間の位置と改良後の姿

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