戦前の開業時の姿、消滅へ「銀座線 旧渋谷駅」ついに解体はじまる
今後はどうなる?
今後、足場が組まれている部分はどうなるのでしょうか。
銀座線は、京王井の頭線の駅のある「渋谷マークシティ」内に、車庫を持っています。渋谷駅西口で道路をまたいでいく「銀座線の高架橋」は、その車庫までの回送線なのです。つまり、この線路は、今後も無くなりません。
東急の再開発計画を見ると、東急百貨店西館の跡地には、渋谷スクランブルスクエアのII期部分として、地上13階建ての新たな「西館」が誕生します。そして、そこからハチ公広場方面へ、この銀座線の回送線をまたぐ新たなデッキ「西口アーバン・コア」が建設される予定となっています。
現在は、まず銀座線の高架線を「丸裸」にする段階と言えるでしょう。パース図では詳細を把握することは難しいですが、銀座線がふたたび「建物の中に隠れる」姿になることは確実なようです。
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