運転中ドキっ! 闇に光る「警官もどき看板」の正体は? 実は超ヒット商品

道路の傍らに設置され、夜間に光って警察官の姿に錯覚させる看板が、幹線道路などで見られます。取材をしてみると、「ナイトポリス」なる製品であることが分かりました。

そもそもなぜ作ったの?

 ナイトポリスは、もともと別の会社が、鋼材を「カカシ」のように組み、反射材を使用して警官らしくしたのが発祥だといいます。それがより汎用的な「立て看板」「電柱貼り付け」のタイプに発展していったのが、現在のナイトポリスだそうです。

 同社では多いときは年間1000枚以上、平均でも500枚を売り上げる、公共向け主力商品のひとつ。顧客の多くは警察や交通安全協会で、2~3割ほどが道路管理者など自治体だといいます。ちなみに立て看板と電柱貼り付けタイプでは、売れ行きが同じくらいとのこと。

 

 今やロングヒットである「ナイトポリス」ですが、実は時代に合わせて変化しています。まずは「よりリアルな警察官に見せるか」ということで、警察官の制服の変遷にあわせ、デザインを随時変更。また、上半身の”安全帯”を垂直から「V型」に改良し、より警察官らしくしています。さらに、昼間に「ナイトポリス」と見抜かれないよう、反射材を目立ちにくくしているタイプも開発されています。

 メイン顧客である警察・自治体の反応は上々。発売時から「いいアイデアだよね」「面白いよね」「ドキッとして効果がありすごく面白い」といった感想があるほか、電柱貼り付け型は立て看板と違って「丸み」が生まれるため、「より人間の体に近く見える」という声も。「一か所に長く設置すると見慣れて効果が薄くなるので、場所を変えるようにしている」という所もあるといいます。

 警察関係者は「もともと交通安全運動を中心に、生身の警察官による注意喚起などを実施していましたが、ある程度の効果があれば看板で代用でき、他の活動へ人的資源を回すことができます。幹線道路では生活道路に比べて日常利用でないドライバーが多いため、看板による効果は高いと感じています」と話していました。

【了】

【街角の「警官もどき」看板の風景】

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