危ない!追突注意な「ナゾの出入口渋滞スポット」 本線までズラァァーーッと詰まる原因は? 首都圏の高速道路

首都圏の高速道路には、ICの出口やJCT、SA・PAの入口など、ピンポイントでクルマが詰まる箇所もが存在します。いずれも本線まで車列が長く延びるため、追突には注意が必要です。

いきなり車列!追突注意なスポットたち

 首都圏の高速道路にはお決まりの渋滞スポットが多数存在しますが、それは本線だけではありません。ICの出口やJCT、SA・PAの入口など、ピンポイントでクルマが詰まる箇所も。本線まで車列が長く延びるため、追突には注意が必要です。

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外環道内回り、松戸IC出口の渋滞(乗りものニュース編集部撮影)

割り込むなって言われても…!それが危険な「JCT渋滞」

●首都高湾岸線 川崎浮島JCT手前

 首都高と東京湾アクアラインが接続するJCTです。東京方面から房総半島へ向かう人が増える休日の午前中を中心に、アクアラインから延びる渋滞が、特に首都高湾岸線の西行き本線まで延びがちで、羽田空港方面から左車線が延々と埋まっていることも。JCT分岐付近での割り込みによる事故が多発しています。

 2025年4月からは、この対策として、土休日の朝時間帯についてもアクアラインのETC通行料金を変動させて交通分散を図る取り組みが始まっています。

●外環道(外回り) 美女木JCT手前

 外環道と首都高5号線・S5が交わるJCTです。このJCTは3層構造の最上段でそれぞれの路線が「信号交差点」で交わるという、全国ここだけの構造です。

 しかし近年、外環道の外回り(東行き)から首都高へ向かう人が多くなる時間帯は詰まりがちで、信号からランプを経て外環道外回りの本線まで車列が延びます。

 この追突対策として2024年12月、外環道外回りでJCT手前にある幸魂大橋の路面が、注意喚起のため黄色いストライプに塗られました。

外環道は「出口渋滞」に注意!

●外環道(外回り)外環三郷西IC

●外環道(内回り)松戸IC

 これらは「出口渋滞」で、本線まで車列が延びることがあります。その場合、手前の道路情報板で「外環三郷西出口 渋滞中」などと注意喚起がなされています。

 いずれも、出口を出てすぐの場所に信号交差点があり、交通量の多い時間帯は一般道の本線も混雑し、合流と信号待ちでかなり詰まります。なかでも延びがちなのが、周辺に大型商業施設と物流施設がひしめく外環三郷西ICです。

 他方、松戸ICは夕方などに詰まります。トンネル内から分岐するため前方が分かりづらく、車列が延びている場合は追突の危険が高まります。手前に表示される「松戸IC出口 渋滞」の表示に注意しましょう。

【いきなり渋滞が…!】これが「出入口渋滞スポット」の様子です(地図/写真)

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