まさに異色の「緑のANA」特別塗装機、客室はどんなもの? 目も耳も新鮮すぎる特別仕様とは
「ANAグリーンジェット」の機内、めっちゃサステナブル!
「ANAグリーンジェット」の機内のヘッドレストカバーには、東レと、青森県発のベンチャー企業appcycle社の2社がそれぞれ開発したヴィーガンレザーを使用したヘッドレストカバー(植物由来の成分を使用した人工皮革)を世界の航空会社に先がけ導入。appcycle社のものは、青森県産のりんごで作ったジュースの搾りかすを使用しているそうです。
ヘッドレストカバーには、環境への取り組みはもちろんのこと、地方のベンチャー企業の製品を使用することで、地域創生に貢献するという狙いもあるそうです。このほか、CAのエプロンにも特別仕様のものを採用します。
また、同機の搭乗時のBGMには、自然を想像できる特別なものを採用。機内の照明も、緑系統のオリジナルカラーのものを導入し、サステナブルなフライトを視覚、聴覚上からも体感できる取り組みを進めます。
今回披露された「ANAグリーンジェット」はボーイング787-9国際線仕様機「JA781A」。5日の22時55分発、サンフランシスコ行きのNH108便でデビューする予定の機体で、欧米路線を中心に投入されます。このほか11月からは、787-8国内線仕様機「JA874A」も同様の塗装に塗り替えられ、国内・国際の両路線で中長期的にこの塗装で運用されるとのことです。この特別機の就航を皮切りにANAでは、機内サービスや運航オペレーションの面で、さまざまなサステナブルな取り組みを進めていくとしています。
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本文レジ間違ってますね