熊本北バイパス~西環状へ直結「植木バイパス」2月開通 国道3号まで4車線化

熊本市街地を6割くらい「ぐるり」周れるようになりました。

上熊本までぐるり直結

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暫定開通済みの熊本西環状道路。熊本北バイパスと直結(画像:国土交通省)。

 国土交通省 熊本河川国道事務所は2022年12月23日(金)、熊本北バイパスが国道3号接続部まで4車線化するほか、さらに「植木バイパス」として延伸し熊本西環状道路へ接続すると発表しました。開通日は年明け2月5日 15時です。

「熊本北バイパス」は「熊本東バイパス」とともに、熊本市の中心市街地を東側にバイパスする道路。合志市周辺から高架化が進められており、国道387号から四方寄南の国道3号までの区間は暫定2車線で開通していました。今回、4車線高架となります。

 その先の「植木バイパス」は、将来的に九州道の植木ICまでをつなぎ、国道3号現道の混雑緩和を図る道路計画です。JR鹿児島本線の植木駅付近から国道208号までの2.3kmが開通済みで、そこから植木ICまでの工区は事業化もまだです。今回、熊本北バイパスの続きとして0.9kmが開通します。

 植木バイパスが接続する「熊本西環状道路」は、熊本市街の西側の山裾を抜け、最終的に熊本港線へ到達する道路です。現在は北端部の上熊本~和泉~下硯川までが暫定開通しています。

 今回の一連の開通で、熊本市街の環状道路が北部でつながり、上熊本・熊本城周辺から市東部への広域迂回路が誕生します。熊本西環状は独鈷山付近まで延伸事業中で、開通すれば万日山トンネルを経由して熊本駅北側へ直結を果たすことになります。

【了】

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