軽の新車の3台に1台?「花柄ナンバープレート」圧倒的な人気 “黄ナンバー嫌”浮き彫りに

花柄ナンバープレートとセットで売れる? プレートフレーム

 さらに今回の全国版図柄入りナンバープレートでは、プレートの枠、ナンバープレートフレームもセットで売れているようです。

 カー用品店「オートバックス」を展開するオートバックスセブンによると、ナンバープレートフレームの販売数は2023年2月時点で前年比111.7%だそう。やはり、全国版図柄入りナンバープレートの交付が契機になっているのだとか。

「2022年10月以降、新車販売台数も回復基調にあり、アクセサリー類も売れています。10月からのナンバープレートフレームの売上は平均して前年比約115%となっています」(オートバックスセブン)

 その背景にあるのは、軽自動車でも、「ナンバープレートを白基調にしたい」というニーズだといいます。裏を返せば、黄色いナンバープレートを嫌う人が少なくないということです。

 以前のラグビーとオリパラのナンバーは、「自家用軽自動車の寄付なし」に人気が集中しました。なぜなら、寄付なしは白地の板の右上に大会エンブレムがあしらわれただけのデザインなので、軽自動車でも白いナンバープレートを手に入れることができたからです。オリパラのナンバープレートは4年間で交付された約289万4000件のうち、実に9割近くを「自家用軽自動車の寄付なし(軽の白ナンバー)」が占めました。

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オリパラナンバーをつけた軽自動車(乗りものニュース編集部撮影)。

 しかし、新たな全国版図柄入りナンバーは、軽自動車用の寄付なしにも花柄(モノクロ)がデザインされるうえ、黄色い外枠が設けられます。しかも、外枠の左上は、黄色い部分が斜めに塗り足されています。

 黄色い外枠は、「軽の白ナンバー」だと視認性が悪いという意見が高速道路の料金収受員などから出たため、地方版図柄入りナンバーで追加された措置です。ただ、外枠のみだと、ナンバープレートフレームに隠れてしまうことがあるため、塗り足し部分が今回追加で設けられました。

 ナンバープレートフレームを装着すると、確かに黄色い外枠は見えなくなり、左上の塗り足し部分がわずかに見える程度になります。街で見かける全国版図柄入りナンバーを付けた軽自動車の多くがフレームとセットで装着しているようです。

【了】

【「黄色い枠」もイヤ!】花柄ナンバー、プレートフレームで隠した姿(写真)

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コメント

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2件のコメント

  1. 普通に黄色が良い。
    花柄なんてダッサイ。

  2. 見栄だけだよね。見ていて恥ずかしくなる。軽自動車買ったのなら黄色ナンバーで良いのに、無理に白ナンバーにしても事故起こしたら死ぬ確率は変わらない。
    きっと、マークツー乗っていても、ツアラーVとかシール貼るタイプなんだろうな。スカイライン乗ってもGT-Rエンブレムつけて走るんだろうな。軽のバン買ってワーゲンバスのように改造してホルクスワーゲンのマークつけてドヤ顔で走るんだろうな。
    ペラッペラの外見よりも中身を変えなくては意味がないよ。