自由が丘駅で遅延解消の秘策「番線入れ替え」実施へ 「ホーム空いたら入れる」運行方式 東急東横線

東横線の「信号待ち渋滞」が結構マシになるかも!?

急行が各停を追い越す駅

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東急東横線(画像:写真AC)。

 東急電鉄は2023年8月7日(月)、東横線の自由が丘駅について、平日朝ラッシュ時の渋谷方面行ホームで、電車の発着する番線を変更すると発表しました。変更は21日(月)から。

 これまで自由が丘駅の渋谷方面ホームでは、外側の6番線が「各停専用」、内側の5番線が「通勤特急・急行」と区別していました。しかし、次から次へと後ろから電車がやってくるなか、「入りたい番線が空いてない」などが原因で、駅手前での信号待ちが発生し、遅延に悩まされていました。

 今回、この5番線と6番線の区別を取り払い、朝ラッシュはどちらの番線にも優等列車・各駅停車がやってくる柔軟なダイヤで、空いたホームに次の電車が滑り込めるように変更します。

 7時20分~8時51分までの38本のうち、半分以上の20本が変更され、急行が6番線に来たり、各停が5番線に来たりします。

 似たような工夫は、たとえばJR中央線快速でも古くから行われています。新宿駅や中野駅、三鷹駅、国分寺駅の快速線は1方向に2つののりばが用意されており、ラッシュ時は先の電車の発車を待つことなく、後続の列車を迎え入れることが可能という仕組みです。

【了】 

【解説】5秒でわかる「番線変えたら遅延解消」のトリックはコチラ

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