東八道路につながる!? 「新奥多摩街道」さらに延伸へ 将来は都区内からどこまで直通に?

都心~国立~昭島~川越がまるごとつながる!?

JR南武線の高架化とともに計画進行中

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国立市内で暫定開通している新奥多摩街道、通称「さくら通り」(画像:Google Earth)。

 東京都は2023年8月17日(木)、国立市内の都市計画道路「国立3・4・5号立川青梅線(新奥多摩街道)」について、都市計画素案を取りまとめたと発表しました。事業化の一歩手前である、都市計画決定の手続きが進展します。

 この道路は最終形として、東八道路が南の甲州街道方面へカーブしていく地点から分岐し(現在事業中)、国立市役所北側の東西道路「さくら通り」として西へ伸び(大部分が完成済み)、最終的に日野橋で新奥多摩街道につながるものです(市境が未開通)。

 完成すれば、都心から東八道路・新奥多摩街道をまっすぐ通り抜けられるようになり、そのまま東京環状(国道16号)で川越方面へ直結するルートが生まれます。

 現在の「さくら通り」は南武線の線路手前で中途半端に途切れていますが、いよいよ川越方面直結をめざしてさらに前進します。今回の都市計画素案では、JR南武線を越えてさらに西側の立川市境まで事業着手する予定です。この区間のJR南武線は現在、高架化をめざして都市計画素案がまとめられた段階。道路と線路で同時進行で、インフラ整備が動いています。

 なお今回の都市計画素案では、直交する国立3・3・15号中新田立川線(立川東大和線)も、南武線高架化に合わせて計画変更が予定されています。

【了】

【「新奥多摩街道」ルートと整備状況を見る】

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