新たな多摩南北道路「立川東大和線」国立市内で新工区着手へ 立川〜中央道直結へ一歩前進

立川の「まともな南北道路」全通はいつになるのでしょうか。

中央道への直結ルート

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JR南武線の線路で途切れている立川東大和線(画像:Google Earth)。

 東京都は2023年8月17日(木)、国立市内の都市計画道路「国立3・3・15号中新田立川線(立川東大和線)」について、都市計画素案を取りまとめたと発表しました。事業化の一歩手前である、都市計画決定の手続きが進展します。

 立川東大和線は、立川駅周辺でJR中央線をまたぐ新たな「南北軸」となるべく、各地で事業が進められています。

 東大和市方面から多摩都市モノレールの側道として下りてきて、泉体育館駅からまっすぐ南下し、JR中央線を越えたところまでが事業化済み。今回、国立市役所に近い東西道路「さくら通り」と直交し、矢川駅西側でJR南武線と交差する部分が事業着手予定となります。

 甲州街道から日野バイパスまでは4車線整備済みで、そのまま野猿街道までつながっています。全通すれば、東大和市方面から中央道国立IC、さらに多摩市方面への利便性が飛躍的に向上します。

 JR南武線では立川~谷保の高架化について、都市計画素案が取りまとめられた段階。それに合わせ悲願の新南北道路も、国立市内の「宙ぶらりん状態」の区間で、鉄道と道路の計画が同時進行していきます。

【了】

【夢の南北道路「立川東大和線」ルートと整備状況】

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