復活の成田空港「JAL国際線最上級ラウンジ」を体験 え、板前さんいるんだけど…どんだけ豪華なのか!?

成田ならではの特徴はある?

 JALグループでは成田空港近郊に農園「JALアグリポート」を保有していますが、ここで採れたサツマイモをスープとしてファーストクラスラウンジで提供。これはフードロス削減の一環で、JALの担当者は「焼酎用のサツマイモが思いのほか豊作で、蔵元との調整の中で、余剰となってしまったサツマイモを使用して、ラウンジ用スープを開発しました」といいます。

 また、食事の注文やシャワー室の予約はモバイルオーダーにも対応。自席から動くことなく手続きができます。ちなみに、もう一方の「サクララウンジ」の一部エリアでもこのサービスを導入しており、これは羽田空港の「サクララウンジ」にはない取り組みとのことです。

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成田空港の「JALファーストクラスラウンジ」(乗りものニュース編集部撮影)。

 この「JAL ファーストクラスラウンジ」はもちろん、多くの人が気軽に利用できるものではありません(筆者もプライベートではまず入れません……)が、もしこの利用資格を有していれば、空港での過ごし方の快適性が“爆上がり”することは間違いないでしょう。

 ちなみに、ファーストクラスラウンジは対象会員をはじめとする限られた人しか利用できませんが、「サクララウンジ」の場合、ステータスをもっていなくても、JAL国際線利用者であれば、4950円を支払うとラウンジに入ることができます(路線や便・航空券種別によっては対象外のケースあり)。ファーストクラスラウンジほどではないにせよ、「サクララウンジ」も十二分に快適な時間を過ごせると思いますので、試してみる価値はあるかもしれません。

【了】

【写真特集】豪華さエグい…これが成田の「JAL最上級ラウンジ」です

Writer: 松 稔生(航空ライター)

国内航空会社を中心に取材を続け、国内・海外を奔走する日々を送る。ゆとり世代。

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