城陽~奈良の"第2ルート"姿見えてきた!? 国道24号「城陽井手木津川バイパス」工事進行中 アクセスどう変化する?
本体着工したばかりの"1年目"の現場です。
2023年度に着工
京都と奈良をむすぶ一般国道「国道24号」。大動脈であるものの、城陽~木津では木津川堤防上を走る片側1車線です。山が近く並行道路もないため、とにかく交通渋滞がひどい地点となっています。
そこに、山側を抜けていく「城陽井手木津川バイパス」が建設中です。新名神の城陽スマートICから南下し、国道307号や井手町役場を経由して、そのまま奈良市内まで別ルートで通り抜けられるようになります。
なお、新名神の工事と同時に、新名神に並行する新たな市道「東部丘陵線」も工事が始まっている段階。国道24号の寺田の”東西方向区間”の延長線上で城陽新池から東へ進み、城陽スマートICを抜け、宇治田原町内で国道307号に合流します。
バイパス南側では、国道163号を越えて木津川を渡る「東中央線」が2020年に開通済み。そのまま城山台地区を4車線で抜けていき、近鉄奈良駅西側の高天交差点まで一本で結ばれることとなります。
全通すれば、京都から奈良へ行く際、城陽新池で右折せず、そのまま城陽スマートICまで行ってバイパスに入れば、そのまま奈良市内というわけです。
気になる進捗ですが、京都国道事務所は2024年1月16日に、昨年12月末時点の工事状況を公開しました。事業化は2019年度で、2023年度からいよいよ本体工事が開始。まずは時間のかかる橋梁が先に着工ということで、現在は「青谷川」を渡る橋の橋台が姿を現しています。つぎは南隣の「南谷川」を渡る橋も施工していくとしています。
【了】
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