1/29販売開始のはずが…高熱隧道の秘境探検「黒部宇奈月キャニオンルート」いまだ販売未定 地震で「黒部峡谷鉄道」復旧めど立たず

6月30日運行開始は「現時点で予定通り」としています。

橋梁が損傷

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黒部峡谷鉄道の終点、欅平駅。「黒部宇奈月キャニオンルート」ではさらに奥の黒四発電所までトロッコで進む(乗りものニュース編集部撮影)。

 富山県の秘境中の秘境「黒部川上流~黒部ダム」を抜けていく、新たな観光交通ルート「黒部宇奈月キャニオンルート」。関西電力の関係者専用ルートを一般開放したもので、黒部峡谷鉄道の終点・欅平からさらに奥へトロッコに乗り、トンネル内をインクラインやバスで探検できます。

 幻のツアーと呼ばれていたルートが一般開放されることで話題になり、ツアー販売開始は2024年1月29日となるはずでした。しかし、年始に発生した能登半島地震の影響で、まだ販売開始されていません。

 地震の影響で、黒部峡谷鉄道は猫又~鐘釣にある橋梁「鐘釣橋」で橋げたや枕木等に落石の損傷が確認されています。復旧時期は未定です。

 これをうけて、富山県は19日、ツアー販売開始を延期すると発表しました。「黒部峡谷鉄道の全線開通時期が発表された後、速やかに販売を開始する予定」としています。なお、今のところ、一般開放による運行開始は「予定通り6月30日を予定」しているといいます。ただし橋梁の復旧が想定以上に長引けば、延期もありうるとしています。

 日本の奥地と言われる北アルプスを富山~長野で抜けていく「立山黒部アルペンルート」。その途中の黒部ダムへ北から別ルートとしてつながることで、「富山~宇奈月~黒部ダム~立山~富山」という周遊旅行が可能になります。

【了】

【画像】えっ…!これが興奮必至の「黒部宇奈月キャニオンルート」路線図と車窓です

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