とにかく狭い「大森駅西口」大変貌の道路拡幅ついにスタート 駅前空間ゼロ→‟立体”でスぺース確保
少し行けば高級住宅街!
70年越しの都市計画道路事業がついに始まる
東京都建設局は2024年2月19日、「補助第28号線(大森駅)」の事業認可を国土交通省から取得し、事業に着手すると発表しました。
大森駅西口駅前の「池上通り」を、延長530mにわたって拡幅します。現状の幅員15mに対し、20~30mが確保されます。
京浜東北線が停車する大森駅は台地の際に位置しており、西口はその山側にあたります。西口の山王地区は古くから開発が進んだ高級住宅街でもありますが、駅前は狭く、路線バスは池上通り上に設けられた複数のバス停で乗降を行っている状況です。
拡幅にあたっては歩道を拡げ、歩行者と自転車を分離、さらに道路本線とバス・タクシーの乗降場を分離するとともに、乗降場を集約します。
池上通りは都市計画道路「補助第28号線」に位置付けられながら、すぐ坂が迫る地形もあり、70年以上にわたって未整備となっていました。高低差のある地形を最大限活用しながら、駅前商店街の再生・強化を図るべく、人工地盤を設けて重層的に駅前空間を構築するとされています。
【了】
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