「オフピーク定期券」値下げへ JR東日本の「時差通勤策」ジワジワ普及 10月価格改定でさらに強化

通常より約10%安い「オフピーク定期券」が、さらに安く!

通常の定期券より約15%割安に

 JR東日本は2024年3月5日、「オフピーク定期券」を10月に値下げすると発表しました。

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中央線快速のE233系電車(画像:写真AC)。

 同社は通勤時間帯の混雑緩和を目的に、通常の通勤定期券より安いオフピーク定期券を2023年3月から発売しています。

 東京電車特定区間で、平日朝のピーク時間帯に使えない代わりに、価格を通常より約10%安く設定した定期券です。

 利用者は2024年1月時点で20万人、購入率は8.3%を達成しているといいます。

 同社はこのオフピーク定期券について、10月から、通常の通勤定期券より約15%割安な価格に下げる予定です。

 例えば、中央線の新宿~立川間だと現行は1万3030円ですが、値下げ後は1万2320円になります。ちなみに通常の通勤定期券は1万4640円です(いずれも1か月)。

 また、あわせて春からはJREポイント還元の取り組みも実施。3月25日以降有効開始となるオフピーク定期券し、かつエントリーすると、購入金額に対してJREポイントが5%還元されます。

 JR東日本は、発売1年を迎えるオフピーク定期券の普及をさらに強化していく方針です。

【了】

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