群馬の“新”東西軸「上信道」7km延伸! 長野原&草津方面へスイスイ「吾妻西バイパス」ついに20日開通

上信道を構成する国道145号吾妻西BPが開通!

国道145号吾妻西バイパスが開通

 群馬県西部で建設の進む上信道のうち、国道145号「吾妻西バイパス」の区間が2024年3月20日15時に開通します。

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国道145号吾妻西バイパスの唐堀地区。2023年3月時点(画像:群馬県)。

 上信道は、関越道の渋川伊香保IC付近(群馬県渋川市の)から上信越道の東部湯の丸IC付近(長野県東御市)までを結ぶ地域高規格道路です。

 国道353号・145号(現道)や吾妻川、JR吾妻線に沿って群馬県内を西へと進み、嬬恋村で南に進路を変えて上信越道につながります。計画延長は約80kmです。

 現在までに、群馬県内の金井、川島、祖母島~箱島バイパス(金井IC~箱島IC)や、八ッ場あがつま湖付近の八ッ場バイパスなどが開通しています。

 20日に開通するのは、東吾妻町内の吾妻西バイパス(延長7.0km)です。JR吾妻線の郷原駅付近に新設される厚田ICから、すでに開通している八ッ場バイパスまでがつながります。

 道路は幅10.5m・2車線、設計速度60km/h、通行無料です。

 県は、吾妻西バイパスの開通により、渋川・吾妻地域の道路網の強靭化や物流効率化、観光振興などが期待されるとしています。

 なお、上信道は、今回の吾妻西バイパスに続き、渋川市内で国道17号渋川西バイパスの未開通区間1.9kmが2025年度に開通する予定です。

 さらにその先の国道353号・145号吾妻東バイパス(箱島IC~厚田IC)も、2029年度の開通を目指して建設が進められています。

 これらの区間がつながると、渋川伊香保IC付近から八ッ場あがつま湖や長野原までが走りやすい一本の道路でつながります。関越道から嬬恋・草津・万座方面への所要時間の短縮が見込まれます。

【了】

【地図】上信道の開通区間と計画ルートを地図で見る

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