乗船まで8時間!? 東京湾フェリーGW前半は超混雑予想! 書き入れ時に「1隻態勢」何があった?
東京湾フェリーは、ゴールデンウィーク前半に1隻での運航を予定していることから、大混雑を予想しています。
舵損傷の「かなや丸」がドック入り
東京湾フェリーが、ゴールデンウィーク前半の利用は大混雑が予想されるとして注意を呼び掛けています。特に二輪車の待ち時間は、最大8時間以上になるおそれがあるといいます。
東京湾フェリーは、「かなや丸」と「しらはま丸」が神奈川の久里浜港と千葉の金谷港を片道約40分で結んでいます。
2024年3月20日、「しらはま丸」が金谷港に入る時に秒速30mを超える突風を受け、船尾部分が岸壁に接触しました。この影響で舵を損傷し、「しらはま丸」は運航できない状況が続いています。東京湾フェリーによると、「しらはま丸」の修理ができるドックは埋まっていましたが、ようやく4月29日に、静岡の清水のドックに入ることが決まったといいます。
このような事情から、ゴールデンウィーク前半の4月27日(土)~5月2日(木)は、「かなや丸」だけを使った2時間に1便(1日7往復)の「Bダイヤ」運航となります。
このため輸送力が足りず、自動車は最大6時間(3便)以上、二輪車は最大8時間(4便)以上の待ち時間を予想しています。徒歩乗船も、定員があるため整理券が配布されます。
同社は、期間中に房総方面へ向かう際は、東京湾アクアラインの利用をすすめています。
なお、5月3日(金・祝)以降のゴールデンウィーク後半については、修理状況が分かり次第、別途告知されます。
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