「京急の中核駅」に“お風呂つきスタジアム” 川崎新アリーナの概要明らかに 駅前直結 音楽の聖地にも?
これぞ“複合施設”!
京急川崎の新アリーナは温浴施設付き
京急電鉄は2024年5月13日、京急川崎駅付近で建設を進める新アリーナを含む複合施設について、スポーツ庁及び経済産業省が定める、令和5年度「多様な世代が集う交流拠点としてのスタジアム・アリーナ」に選定されたと発表。施設概要も明らかになっています。
この仮称「川崎新アリーナ」は、京急とディー・エヌ・エーが事業主体となり、2028年の開業を目指して建設を進めています。敷地面積は1万3640平方メートル、延べ床面積は5万7930平方メートルで、アリーナを中心にホテル、温浴、飲食などの複合エンターテインメントとすることで価値を最大化するといいます。
アリーナは最大1万5000人規模の興行に対応。「一体感」を重視して、座席傾斜を検討し、コートやステージとの距離を近づけるとのこと。また、ボウル形のアリーナ形状とすることで、スポーツ・音楽興行ともに利用しやすくしつつ、1万2000席以上のキャパシティを確保するそうです。
バスケットBリーグの「川崎ブレイブサンダース」がホームとするほか、Bリーグ公式戦や、コンサート、イベントなどの興行を想定。なお、管理・運営方法は「検討中」としており、運営主体は2社以外になる可能性もありますが、「DeNAがもつスポーツエンターテインメントビジネスのノウハウを生かした民設民営アリーナ整備事業」としています。
建設地は京急川崎駅の北側、京急線とJRに挟まれた自動車学校の敷地を核とします。「決して大きくない限られた敷地でありながら、多様な機能が配置され、駅からの動線がわかりやすく周辺エリアの回遊も生み出す設計」だそうです。
【了】
新アリーナを含む複合施設については賛成ですが、京急川崎駅の狭小プラットホームを先に改善してもらいたい。