“電車通勤1年生”注意すべき利用マナー 混雑する4月 多くの人が迷惑に感じる行為とは
新年度が始まる4月は、不慣れな人の利用も相まって、ラッシュ時間帯の混雑に拍車をかけます。この時期、鉄道会社も“利用マナー”の向上に力を入れますが、どのようなことに気を付ければよいでしょうか。
不慣れな人が増える新学期
4月に入り2023年度が始まりました。入学や入社、あるいは転勤などで、4月から通勤・通学で鉄道を利用し始めた人もいるでしょう。毎年ゴールデンウィーク頃までは朝ラッシュ時間帯を中心に、そのほかの時期と比べて混雑が激しくなる傾向があります。
混雑の原因は、利用者が増えるだけでなく、初めて経験する“満員電車”のため利用マナーに不慣れな人が増えるという側面もあります。このため、4月は駅係員などが案内を強化する時期でもあるのです。
たとえば東京メトロは3月末、「ありがとう グッドマナー」をスローガンに、2023年度のマナーポスターを作成。4月は「かけこみ乗車」をテーマに、マナー向上への協力を呼びかけています。
関西の鉄道事業者19社局は、3月1日から共同マナーキャンペーンとして「荷物の置き方、持ち方」をテーマとしたポスターを掲出しています。これは日本民営鉄道協会が2022年10月1日から11月30日にかけて実施した「駅と電車内のマナーに関する調査」において、関西の大手民鉄5社で迷惑行為のトップとして挙がったのが「荷物の置き方、持ち方」だったため。大きな荷物は網棚へ上げる、荷物は膝の上に抱える(着席時)、リュックは手に持つ(立ち時)といった内容が掲載されています。
ある鉄道会社によると、この時期は鉄道にまつわるマナーの中でも、特に乗降や荷物の扱い方に関するマナーの呼び掛けをするそうです。駅での整列乗車、車内での荷物の持ち方、ドア付近に固まらないこと、降りる人のためにドア前を空けることなどです。
気を付けたいポイントはほかにも様々あります。前出した2022年の「駅と電車内のマナーに関する調査」で、「乗降時のマナー」において迷惑と感じる人が多い行為を見てみると、1位から順に「扉付近から動かない(乗降を妨げる、奥に詰めないなど)」「降りる人を待たずに乗り込む」「駆け込み乗車」「乗車列に割り込む」「周りの人を押しのける」となっていました。
【了】
不慣れな子の事は悪く書かなくていいだろ。そもそも、自分ら通勤1年生の時はそうだったはず。
色々経験して覚えてゆくもんだよ。5月の連休明けにはすっかり慣れるよ。