「まるで古代魚」京王の新型車両、デザインどう決まった? 置き換え車両は? 地下鉄直通は? いろいろ聞いてみた

何を置き換え? 都営新宿線への直通は?

 2000系は、2027年3月までに10両4編成の計40両が総合車両製作所で製造される予定。京王電鉄によると、置き換え対象は主に7000系の非貫通車両(4両編成と6両編成を連結して10両で運用する車両)になるそうです。車両と車両の間の通り抜けができない7000系を2000系で置き換えることで、車両併結による非貫通車両の解消を図る方針です。
 
 また、「置き換え対象となる7000系は、1983年度に第1編成が入線しており、経年劣化が進んでいるため、今後も計画的な代替を検討しています」と話します。まずは40両の新型車両が導入されますが、さらに増備される可能性もありそうです。
 
 これまで京王電鉄が製造してきた9000系(30番台)や5000系は、都営新宿線への直通に対応していますが、「2000系は京王線用の10両編成となりますので、都営新宿線への相互乗り入れは行いません」とのこと。
 
 2000系の投入が発表された際、SNSでは見た目がかわいい古代魚「サカバンバスピス」に似ているという声が相次ぎ、話題となりました。京王電鉄によると「SNSでご指摘いただいたようなお声を頂いていることは認識しておりますが、弊社でのデザイン過程で意識したものではありません」とのこと。「サカバンバスピス」に似てしまったのは「たまたま」のようです。

【了】

【画像】斬新!これが新型車両2000系「京王初の設備」です

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コメント

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2件のコメント

  1. パッと見、日本車輌で作るのかと思った
    あとは西武の新車…?でしょうか

  2. やっぱJ-TRECだからかJ-TRECのサステナ車両モデルであるsustinaに似ているなw