15年ぶり! 大分の「ホーバークラフト」周遊運航11/30スタート お値段は?
15年ぶりの復活。空港とのピストンも間もなく。
当面は別府湾の周遊コースで
大分県の新たな交通手段として導入されるホーバークラフトが、2024年11月30日(土)就航します。
運航は、北九州市を拠点に全国でタクシー事業のほか旅客船事業も展開している第一交通産業のグループ会社である「大分第一ホーバードライブ」が担います。国の運航許可は今月15日に出ており、その後行われた安全確認検査にも25日付で合格しているそうです。
ホーバークラフトは、高圧の空気で水面から浮上して高速航行する船で、一般的な船に必要な港の整備や、航路の水深を要しません。1970年代には各地の航路でホーバークラフトが見られましたが、その後は数を減らし、2009(平成21)年に廃止された大分の航路は、国内で最後まで残ったホーバークラフトによる旅客輸送路線でした。
このたび改めて就航する大分第一ホーバードライブのホーバークラフトは、当面は別府湾を周遊するコースで運航を行います。大分空港へは改めて行われる国の安全確認検査に合格したのち就航する予定で、こちらの運航開始は年内を目指すとしています。
別府湾周遊コースは土日限定で1日4便。発着は西大分ターミナルで、運航ダイヤは13時出港-13時30分帰港、14時出港-14時30分帰港、15時出港-15時30分帰港、16時出港-16時30分帰港となっています。
運賃は大人の場合、現金決済だと2500円、アプリ決済では2000円で、3歳以上小学生以下の小児はいずれも半額になります。
予約は28日午前10時ごろ開始の予定です。
【了】
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