深夜に「特急」新設 昼は「快速急行」増発で新パターンに 阪神電鉄が2月ダイヤ改正

阪神電鉄が、2025年2月にダイヤ改正を実施します。

2月22日にダイヤ改正

 阪神電鉄は2024年12月5日、快速急行の増発などを盛り込んだダイヤ改正を2025年2月22日(土)に実施すると発表しました。

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阪神電鉄の快速急行(画像:写真AC)。

 平日昼間の快速急行(大阪難波~神戸三宮)を、1時間あたり現行2本から、改正後は3本に増やします。これにより30分間隔から20分間隔になります。1日の本数は、神戸三宮→大阪難波間が41本→47本、大阪難波→神戸三宮間が36本→41本にそれぞれ増えます。

 乗り換え駅の西九条(JRゆめ咲線→バス)や九条(大阪メトロ中央線)への直通列車を増やし、万博会場となる夢洲へのアクセスを強化する狙いです。

 快速急行を増発する代わりに急行は、大阪梅田~西宮間、大阪梅田~尼崎間とも、それぞれ20分間隔となり、交互に運転します。

 平日・土休日昼~夕の阪神なんば線の普通(準急・区間準急を含む)の運転間隔は、現行は最大13分ほど開いていますが、改正後は概ね10分間隔とします。尼崎での本線との接続列車を急行(一部は快速急行)に統一し、乗り換え客に分かりやすいパターンダイヤとします。

 平日・土休日とも、大阪梅田24時15分発の特急・神戸三宮行きを新設します。これにより、神戸三宮への終電は30分繰り下がります(御影での各駅停車との接続はなし)。また、24時00分発の急行・甲子園行きは、御影行きに行き先を変更し、運転区間を延長します。

 ダイヤ改正後の時刻は、2025年1月上旬頃から阪神電鉄のウェブサイトに掲載されます。

【了】

【図】快速急行+急行の運転パターンと、終電の接続イメージを見る

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