LCCのビジネスモデルが影響を与えた、京成電鉄の「空港アクセス特急」増発

京成電鉄が運転する早朝、深夜の臨時列車は、LCCのビジネスモデルが影響していました。

5:18発、23:50着

 京成電鉄は2014年7月19日(土)から8月31日(日)まで、成田空港発着の「アクセス特急」を臨時運行すると発表しました。下りは京成上野発5:18発で成田空港6:14着、上りは成田空港発23:08発で高砂23:50着(上野行きに接続)の合計2本です。なぜこんな早朝、深夜に臨時列車を出すのでしょうか。

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成田スカイアクセス線経由で東京と成田空港を結ぶ「アクセス特急」。最高速度120km/h。

 その大きな理由は、LCC(格安航空会社)の存在です。LCCのジェットスター・ジャパンとバニラエアは成田空港が拠点で、夜間は成田空港に機材を留置しています。また成田空港を離着陸できるのは、原則として6時~23時。そしてLCCは、機材の回転数を極力高めて収益を上げるビジネスモデルです。

 となると、どのように機材を運航したら最も回転数を高められるのか。6時の離陸解禁と共に機材をドンドン飛び立たせ、着陸締切の23時ぎりぎりまで、目的地と幾度も往復させるのが最も良い、となります。

 さあ、成田空港のLCC時刻表はどうなっているでしょうか。

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コメント

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1件のコメント

  1. 始発時刻に加えて上野成田56分という速さは特筆に値する。しかしこれでは成田3タミの遠さによる時間増に対応できず、夏休みの混雑時には乗り遅れてしまう。
    そこでこのスジをスカイライナーにして、この列車に限り早割特急券600円プランという破格プランを作り、20分の早着を実現する。LCC利用者は予約も早いから両立できるし、京成も1列車たり25万円の増収が見込める。