新幹線のアイスに新作登場 しかしなぜそうも固いのか?

固さの秘密は

 新幹線で車内販売されているアイスが固い理由は、車内販売で持ち歩くために溶けないようドライアイスで冷やしている影響があるほか、アイス自体が元々、固めになる製法で作られているからだそうです。

 具体的にどのような製法かというと、まずアイスの空気含有量(オーバーラン)が低いことが挙げられます。濃厚な味わいと滑らかな舌触りを出すため、空気含有量を低くしてアイスの密度を高めていることから、固めになるそうです。

 またもうひとつ、高脂肪なことが固さの理由といいます。一般的に乳脂肪分が10%以上あると「プレミアムアイス」と呼ぶそうですが、新幹線の車内販売で売られているバニラアイスは乳脂肪分が15.5%。とても濃厚、濃密なので固いのだとか。

 日本の技術を代表する「新幹線」にふさわしいアイスにするため、このように濃厚で高級感のあるものを開発したといいます。

 ただ今回発売された白桃アイスは乳脂肪分3%の「アイスミルク」に分類されるため、バニラほど固くはなさそうです。

 ちなみにこのアイス、ほどよく溶けて食べやすくなるのは購入してから10分から15分後でしょうか。我慢できず、カンナで削るように食べている方もしばしば見ますけれども。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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