「サグラダ」横浜駅 きょう99周年

「日本の鉄道の恩人」の肖像が飾られる初代横浜駅

 日本初の鉄道が1872(明治5)年6月12日に開業した際に設けられた初代の横浜駅は、現在のJR根岸線桜木町駅です。1915年8月15日、離れた場所に2代目横浜駅が開業して以降、桜木町駅を名乗るようになりました。

 そのため、駅自体は品川駅と共に「日本初の駅」なのでより古くから存在していますが、「桜木町」という駅は今日、2014年8月15日で99歳を迎えます。

 JR桜木町駅の構内に「日本初の駅」であることを物語る、ある外国人の肖像があります。

 その肖像はエドモント・モレルというイギリス人で、日本に鉄道技術を伝えたことから「日本の鉄道の恩人」と呼ばれる人物です。日本にまだ鉄道がなかった1870(明治3)年に来日。その技術を伝えますが、残念ながら日本初の鉄道が品川~横浜間で開業する前年の1871(明治4)年、結核のため横浜で亡くなりました。まだ29歳(30歳とも)の若さでした。墓所は横浜・山手の外国人墓地あり、「鉄道記念物」に指定されています。

 そうしたモレルの功績を讃えるため、ゆかりの深い日本初の駅、桜木町駅に肖像が飾られました。またその肖像に書かれた「エドモント モレル」の文字は、「新幹線の父」と呼ばれる第4代国鉄総裁、十河信二によるものです。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道ライター、イラストレーター。「鉄道」や「旅」に関する執筆活動や絵本の制作を行っているほか、鉄道車両のデザインにも携わる。子供の頃からの旅鉄&撮り鉄で、日本国内の鉄道はJR・私鉄の全線に乗車済み。完乗駅はJRが稚内で、私鉄が間藤。メインは「鉄道」だが、基本的に「乗りもの」好き。

 
    
 
    

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