開業3ヶ月前の北陸新幹線 なぜ1日に25往復も試運転列車が走るのか

北陸新幹線の開業までおよそ3ヶ月。JRが主体となって12月8日から試運転列車を走らせますが、1日あたり最大でおよそ25往復も運転される予定です。なぜそれほど試運転列車を走らせる必要があるのでしょうか。

長野~上越妙高間で最大25往復程度

 2015年3月14日に金沢駅まで延伸開業する予定の北陸新幹線ですが、一足早く2014年12月8日(月)より、北陸新幹線で1日最大25往復程度の列車が走り出す予定です。

 とはいえ、まだ開業まで3ヶ月もあります。走るのは乗客を乗せる営業列車ではなく、試運転の列車です。

 北陸新幹線を運行するJR東日本とJR西日本は12月5日、JRが主体となって8日から試運転を開始すると発表。長野~上越妙高間で1日最大25往復程度、上越妙高~白山総合車両所間は1日最大14往復程度の運転を計画しているとのことです。

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北陸新幹線に乗れるまで、あと3ヶ月(2013年3月、富山県朝日町の北陸本線越中宮崎駅で恵 知仁撮影)。

 「上越妙高駅」は新潟県南西部にある、同県第3位の人口を持つ上越市へ設けられる駅です。「白山総合車両所」は、営業列車の終点である金沢駅から福井方面へ約10kmの場所にある、JR西日本の北陸新幹線用車両基地です。

 しかしなぜ、およそ1日25往復もの試運転列車を走らせるのでしょうか。

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