「超快速」は北陸新幹線への刺客? 諦めない北越急行

新潟県の北越急行は来年3月から「超快速列車」を走らせると発表しました。同鉄道は北陸新幹線金沢延伸により、経営に大打撃を受けます。「超快速列車」はそこで北陸新幹線に一矢報いる「刺客」である可能性があります。

「はくたか」に代わる新しいシンボルとして

 新潟県の六日町駅と犀潟駅を結ぶ北越急行が2014年11月4日、来年3月のダイヤ改正から運転する「超快速列車」(仮称)の計画について発表しました。

 北越急行は、越後湯沢駅で接続する上越新幹線と連携し、東京と北陸方面を結ぶ特急「はくたか」のルートになっている路線です。しかし2015年3月14日の北陸新幹線金沢延伸に伴い、役目を終える特急「はくたか」は廃止されます。

 そこで北越急行は「超快速列車」を、「『はくたか』に代わり皆様に親しんでいただけるほくほく線のシンボルとなる列車」にするとしています。

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「超快速列車」に使用される北越急行HK100形電車(2013年8月、恵 知仁撮影)。

 計画されている「超快速列車」の運転区間は以下の通りで、両端でJR東日本線へ直通します。越後湯沢駅は上越新幹線との乗換駅で、直江津駅は新潟県上越地方の中心都市、上越市の主要駅です。

越後湯沢~(JR東日本上越線)~六日町~(北越急行ほくほく線)~犀潟~(JR東日本信越本線)~直江津

 越後湯沢~直江津間の距離は合計84.2km。具体的な所要時間や停車駅は未定ですが、「超快速列車」は同区間を1時間で結ぶとしています。

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コメント

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6件のコメント

  1. 一日も早く、「新潟中央環状線=越後曽根~白根中央~新津間」が早期に着工される事を強く望みます!

  2. 速さでは新幹線には敵いません。
    違った旅の楽しみ方を提案をしてみては?。
    私が考えるのは、レストラン列車!。
    食堂車を連結。と言うようなモノでは無く、
    全車食堂車(高級なレストラン風の車両)。
    ゆっくりと食事を楽しみながら、素晴らしい景色を眺め、のんびりと旅をする。
    時間と、ゆとりのある人達に、そんな旅を楽しんでいただくのもいいのでは?。

  3. 北陸新幹線に「対抗する」といった通り一遍(失礼しました…)な考え方だけでなく、

    超快速の運行によって
    「フル規格の新幹線だとどうしても捉えきれない地域・駅を結び、そして新幹線を補完する、その中で北越急行という鉄道会社も利益を上げつつ、新幹線から在来線まで鉄道網全体で乗客を増やす」

    そういう発想を貴方のような物書きから様々な鉄道会社、そして国や自治体、国民まで幅広く持ってほしいと考えています。

    なお、超快速は

    糸魚川~直江津~北越急行~越後湯沢
    上越妙高~直江津~北越急行~越後湯沢

    この2系統で運行されてほしいし、そのための列車や乗務員の確保する予算があればいいのですが。

    そういう思いを伝えたくてコメントしました。

  4. 管理人様こんにちは。例の「新潟中央環状線」がいよいよ開業に向けて動き始めました。後問題は、南区(旧白根市) に未だ早期着工に反対を唱えている輩がいる事です! 其の連中を何とか説き伏せられれば、幸甚です。従いまして、無論今現在在る「老人憩いの家・ニシカワ層」は近い将来、「ニシカワ触れ合い公園前駅」に生まれ変るのは致し方の無い事になるでしょう。其れと其の次が国道116号線に隣接する「旗屋駅」で、此処は南側が「スーパーリオンドールニシカワ店」、北側が「ワコール新潟縫製工場」で、国道を跨ぐ形で「旗屋工業団地」方面となります。是がいよいよ開業の運びとなれば、より一層南区(旧白根市)が行き易くなります。

  5. どれ程の年月が費やされる事か

  6. 新幹線に対抗する という発想ではなく 

    新幹線を補完し新幹線と在来線の両方の利便性向上と両方の乗客増加 

    という発想で考えてほしい。 
    このようなメディアから鉄道会社各社 そして乗客まで。