縮小していく車内販売、現在は変革の時か 今後は「必要でないもの」を売る場に?

「近年は売上が低迷」という車内販売業者、その理由は

 車内販売は現在、次々にその姿を消しています。

 JR東海では2013年3月15日をもって在来線での車内販売が終了し、新幹線でも「こだま」では車内販売を行っていません。

 JR九州では2014年9月30日をもって、大分・宮崎方面を走る特急「にちりん」「にちりんシーガイア」「きりしま」で車内販売が終了しました。

 JR西日本では2014年9月15日をもって、大阪・名古屋と北陸を結ぶ特急「サンダーバード」「しらさぎ」の車内販売を終了。また関西地区と紀伊半島方面を結ぶ特急「くろしお」でも今年3月14日のダイヤ改正以降、車内販売がなくなります。

 なぜこのように、車内販売が縮小していくのでしょうか。JR西日本系列のジェイアール西日本フードサービスネットは「駅中ブーム以降、駅構内の店舗が充実し、それらを利用して乗車するために近年は(車内販売の)売上げが低迷」しているといいます。

 また東海道新幹線からカフェテリア(売店)が消えたことについても、JR東海相談役の須田寛氏は著書『東海道新幹線50年』(交通新聞社)のなかで「購入のため客室から編成中央まで往復しなければならなかったこと、駅や駅周辺のデパートなどの弁当売り場が充実し、乗車前に弁当等を購入して乗車する人が増えた」ことを要因として述べています。乗客が買いに行くか、乗客が売りに来るのを待つかの違いはありますが、方向性としては車内販売と同様と考えられそうです。

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1件のコメント

  1. 情けない時代や、食堂車・ビッフェどころか車販さえもない特急列車。JR-Wの看板特急のサンダーバードさえも。