珍しくない転売の疑い きっぷと鉄道ファンのマナー

入手困難な珍しい列車のきっぷを転売した疑いで、東京都の男女が逮捕されました。しかしこうした事例は珍しいことではなく、需要の高い列車でしばしば発生しています。また、もし購入したきっぷが不要になった場合、どうしたら良いのでしょうか。そこには「鉄道ファンのマナー」も存在してます。

昨年4月にも人気の夜行列車で

 2014年9月28日に1往復限定で運行された快速「ブルートレイン信州」(長野~富士見)など、入手が困難な珍しい列車のきっぷを転売目的で購入した疑いで2015年2月5日、東京都の男女が警視庁に逮捕されました。

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「指定席券売り切れ」と掲示される臨時夜行快速「ムーンライトながら」(2009年9月、恵 知仁撮影)。

 ただこうした行為は珍しいものではなく、2014年4月にも東京都の男性が逮捕されています。この男性は、東京駅と岐阜県の大垣駅を結ぶ臨時夜行快速「ムーンライトながら」の指定席券などを転売した疑いでした。

 「ブルートレイン信州」は、普段はブルートレイン車両が走らない場所で運行されたことなどから鉄道ファンの注目を集め、プラチナチケットになることが予想された列車です。実際にその指定席券は、発売開始とほぼ同時に売り切れています。

 また「ムーンライトながら」は、安価にJR全線の普通列車(快速含む)を利用できる「青春18きっぷ」と合わせ東京と名古屋、大阪方面を移動するのに便利な列車で、特に「乗り鉄」から高い需要のある列車です。

 貴重な「ブルートレイン信州」、便利な「ムーンライトながら」という違いはありますが、需要の高い列車の限られた数量しかないきっぷを購入し、転売が疑われているのは共通です。

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コメント

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1件のコメント

  1. そういうイベント系レアものは端から相手にしないと数年前に決めた。
    「ながら」も臨時化した後は乗ってないし、乗る気にもならない。乗客の会話がうるさくて。
    日中の東海道の鈍行や快速類を乗り継いでいった方がはるかにラク。
    年をとったとも言えるか。