センター試験に登場した北海道名物「矢羽根」 雪国の強い味方も過信は危険?

北海道名物の「矢羽根」がセンター試験に登場しました。冬の交通安全に役立っているこの矢羽根ですが、過信は禁物と道路関係者は言います。

注意が必要な矢羽根

 道内の国道で「矢羽根」を設置している北海道開発局に伺ったところ、その正式名称は「固定式視線誘導柱」というそうです。

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道路の範囲を上空から明示する矢羽根(2007年12月、恵 知仁撮影)。

 この固定式視線誘導柱には積雪で道路の境界が分からないとき、その位置を示す役割があるほか、名前の通り視界の悪いときにドライバーの視線を誘導。交通事故防止を図るという目的があります。地吹雪が発生した際、地面に近い場所は見通しが大変悪くなりますが、高い場所は比較的影響が少ないため、そこに矢羽根を設置してドライバーの視線を誘導。危険性を減らすのです。ちなみに設置されている高さは、北海道開発局によると路面から5mが基本とのこと。

 ただ北海道の道路関係者は「自分は矢羽根だけを信用して走る気にはなれない」と話します。前方がホワイトアウトしたからといって矢羽根を頼りにしていると視線が上向きになるほか、前走車のテールランプが見えないのは変わりません。特に雪道での経験が少ない初心者ドライバーや旅行者は見えるものに頼りがちになる可能性があるため、特に注意が必要ではないかといいます。

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