鳥取コナン空港、漫画キャラを使うもうひとつの意味

コナンが見据えるのは海の向こう?

 また「鳥取砂丘コナン空港」という愛称には、ある狙いも見えてきました。

「『名探偵コナン』は日本だけではなく、中国や台湾でも人気になっています。ですので首都圏の利用者ももちろんなのですが、インバウンドを今後増やしていきたいです」(鳥取空港管理事務所・船木さん)

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巨大なトリックアート(左)や等身大フィギアなどで賑わう鳥取空港(画像提供:写真王国とっとり)。

『名探偵コナン』の単行本総発行部数は、中国が約2000万部で台湾が約700万部。そして単行本1冊の最高発行部数は中国が約30万部、台湾が約16万部と大ヒットしています(小学館調べ)。中国では『名探偵コナン』が小学館作品で最も売れており、映画の人気も高いとのこと。また鳥取県北栄町にある青山剛昌さんの資料館を中国や台湾から訪れるツアーも組まれており、鳥取空港では今後さらに2500万円の資金を投じ、『名探偵コナン』の装飾を増やしていくそうです。

 人気漫画のキャラクターを愛称にした鳥取空港の戦略、そのキーは首都圏からの観光客ではなく、中国や台湾などからの訪日観光客かもしれません。近年、地方空港では利用促進が課題になっていますが、『名探偵コナン』はそうした地方空港が抱える“難事件”を、見事解決することができるのでしょうか。

【了】

Writer: 下山光晴

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