改正道交法は何を意味するのか 自転車のルールにあった隙間

危険が潜む「裏道交差点」

 厳罰化によって自転車の運転に対する安全意識を高める、というのが今回の改正における目的なのは明白ですが、では今後、自転車を走らせる際、具体的にはどのようなことに注意すればよいのでしょうか。

 自転車に関する様々な啓発活動を行っている「自転車の安全利用促進委員会」の遠藤まさ子さんは、自転車の関わる事故が最も多発している場所が「裏道交差点(歩道や信号が設置されていない交差点)」であること、そして改正道路交通法が掲げる14の違反行為のなかに「一時不停止」や「通行区分違反」が含まれることを指摘しつつ、次のように話します。

「自転車は基本的に車道の左側を走行すると定められていますが、交通量の少ない道路ではついつい忘れてしまったり、最短ルートを通ろうと二段階右折をしない方も多いのかもしれません。その結果、『出会い頭事故』が増えてしまうのです」

 遠藤さんによると、この「裏道交差点」での事故は、全体の実に4分の1以上を占めているそうです。

 主要な道路や自転車の走行レーンがある場所では取り締まりを意識し、特に気を付けて走る人もいるかもしれません。しかし安全を考えた場合、特に注意して走るべき場所は別にあります。

「自転車も乗りものであるという意識を再確認し、自転車の正しい走り方や法律をきちんと知ることが、自転車を安全に利用する第一歩といえるでしょう」(自転車の安全利用促進委員会、遠藤さん)

【了】

Writer: 春日幸和

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コメント

2件のコメント

  1. 自転車のベルを歩行者に鳴らすと違反??? それは何故。 対 車・自転車となっている様ですが走っている車なりにベルを鳴らして果たして聞こえますか?? これは判りません。 もしそうであるなら現在まで何の為にベルが付いていたのですか。 むちゃくちゃ の様に思いますがね。 危険と思えるから鳴らす為に付いていると思いますがね
    法律も此処まで来ると 自棄の様に見えます。

  2. 今回の道交法改正は、一定期間内に(3年間を目安に運用されるようですが)2回以上赤キップで検挙された場合、もしくは悪質な運転により事故を起こした場合に、講習を受けないといけないというものです。
    記事にあるように、赤キップと注意の間を埋める青キップ的なものではありません。
    警察庁の公式見解でも出ていますよ。