柳川観光列車「水都-すいと-」10月デビュー 西鉄

内装も外装に合わせた伝統色 特別運賃は不要

 内装についてもカーテンやヘッドレストカバー、路線図にいたるまで各号車の外装に合わせた伝統色を用い、統一感を持たせたとのこと。柳川の観光パンフレットや物産品を展示するディスプレイキャビネットや、観光客や子どもが楽しめる乗車記念スタンプも車内に設置されます。

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柳川観光列車「水都-すいと-」の内装イメージ(画像提供:西日本鉄道)。

 運行は10月4日(日)から車両点検時を除いて毎日行われ、通常の運賃で利用が可能。特急列車として平日は福岡(天神)~大牟田間を3往復、土休日は6往復する計画です。

 西鉄によると制作費は3600万円。今後、記念乗車券やオリジナルグッズの発売、柳川市や観光協会とのタイアップ企画、4カ国語の専用ホームページ開設などが予定されています。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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