快速列車「ナイトビュー姨捨」が「日本夜景遺産」に

JR東日本の臨時快速「ナイトビュー姨捨」が、「日本夜景遺産」に認定されました。

「日本三大車窓」を走る列車

 JR東日本長野支社は2015年7月30日(木)、快速「ナイトビュー姨捨」が「日本夜景遺産(施設型夜景遺産)」に認定されたと発表されました。

 善光寺平(長野盆地)を展望できる篠ノ井線の姨捨(長野県千曲市)付近は「日本三大車窓」のひとつとされており、夜になると街の灯りが車窓眼下に瞬きます。

姨捨駅に停車する快速「ナイトビュー姨捨(2014年8月、恵 知仁撮影)。

「ナイトビュー姨捨」は、そうした夜景を楽しむために2012年4月20日から運行されている臨時快速列車。明るい車内から夜景を眺めるのはガラスの反射で難しいため、この列車では車内の照明を一時消灯。車窓からでも夜景が見られるようにしています。

 すでに「姨捨駅」と「姨捨サービスエリア」が「自然夜景遺産」に選ばれており、今回、そこを走る快速「ナイトビュー姨捨」が新たに「施設型夜景遺産」として選ばれた形です。JR東日本長野支社によると、「自然」「施設型」というふたつの組み合わせで認定された地域は全国初とのこと。また「列車」での認定は、静岡県の「岳南電車(岳南鉄道)」に続き2例目です。

「日本夜景遺産」は、一般社団法人の夜景観光コンベンション・ビューローが主催。日本各地に埋もれている美夜景を再発見、また発掘し、価値を付与して紹介することで観光資源としての「夜景」をアピールする目的で、実施されている活動です。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道ライター、イラストレーター。「鉄道」や「旅」に関する執筆活動や絵本の制作を行っているほか、鉄道車両のデザインにも携わる。子供の頃からの旅鉄&撮り鉄で、日本国内の鉄道はJR・私鉄の全線に乗車済み。完乗駅はJRが稚内で、私鉄が間藤。メインは「鉄道」だが、基本的に「乗りもの」好き。

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