二重取り? 不合理? マイカー税金に98%が負担感 根拠や税率に不満

地方在住者や低所得者に強い負担感

 自動車重量税、ガソリン税(揮発油税+地方揮発油税)、軽油取引税について、本来の税率に「当分の間の税率」が上乗せされていること(暫定税率)については、「反対」が73%、「どちらかといえば反対」が23%で、全体の96%が反対しています。

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「当分の間の税率」についてのアンケート結果(画像出典:JAF)。

 暫定税率への反対理由で特に多かったのは、次の内容です。

・上乗せされたままの税率を含め、納得できる根拠がないから《45%》
・クルマを必需品としている地方や所得の低い人ほど負担が大きくなるから《24%》

 いっぽう、暫定税率に賛成する人のなかで、「国の財政が厳しいから」を理由に挙げた人が35%で最も多かったのに次いで、「税率が下がると自動車の利用が増え、環境に負荷がかかるから」と、暫定税率の本来の趣旨とは異なる理由を挙げた人が30%にのぼったことが注目されます。

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コメント

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6件のコメント

  1. このアンケートに回答した一人です。その時にもコメントしましたが、古い車を大事に長く使っているほど税金が高いことが納得できません。
    エコな車ほど税金を低くしている・・・という論理なのでしょうが、走行中の環境負荷だけを見れば当たっているかもしれないけれど、日本中あるいは地球全体という視点で見たら必ずしもそうとも言えないのではないか。車は走っているときだけでなく、製造~使用~廃棄のライフサイクル全体で環境に負荷を与えている。古い車を使うことは、廃棄にかかる環境負荷を減らすことになるのではないか。
    ましてやHVやEVはレシプロエンジンだけで走っている車より、少なくとも電池の製造・廃棄にかかる環境負荷が高い。
    ここまで計算して、それでも古い車の方が環境負荷が高いのであれば甘んじて受けるが、そこまでは示されていないのではないか。日本語には世界に誇るべき「もったいない」という言葉もある。この辺りをはっきりさせて欲しいものである。

  2. 持っているだけでかかるのは、おかしいですよね。
    必要だけれど、節約して使う。ユーザーに考えさせる政策も必要ですよね。
    使うことにより、Co2、道路の消耗、事故リスクを生じるのですから。
    無用な走行は控えるようにしながら、所有欲は満たせれば、経済にも悪影響はないと思います。
    走行にかかわらず課税される、重量税、自動車税はほとんど根拠のない税ですね。
    単に車というだけなら、もはやぜいたく品ではないですから。

  3. 頑張れJAF!ついでに日本の自動車メーカーも国に圧力を掛けろ。

  4. よく自動車の税金は「受益者負担」と言われます。
    一瞬、合理的な意見として受け取ってしまいますが、よく考えてください。

    いま、自動車の恩恵を受けてない人って日本には居ないということ。
    いうなれば、間接的に皆恩恵を受けていること。

    例えば、コンビニやスーパー、そこの商品はどのように来ます?
    トラックで運んできません?
    自動車で運んでくるのですよね?
    と言うことは自動車の税金が上がれば、配送料が上がり、スーパーの商品の値段も上がる…とも考えられる訳です。
    逆に自動車の税金が下がれば…という事です。

    今までなら、政治家は国民を上手く言いくるめて来ましたが、いまこれだけ情報が溢れてる時代、もう既にその手段は通じないと言うことを証明しないと。

  5. 車のメーカーが車にとって必要とされる政治的配慮とかで政治献金は当然出しているのですが各メーカーがどれくらいの支出をしているのか一般のマイカーオーナーとして知る必要もあろうかと思いますがメッキが増えただけのマイナーチェンジとかつり目になった新車を有難たがるオーナー等好みは様々で結構ですが旧者に増税という負担を強いる理由が環境問題になすりつける短絡した発想に唖然とします車検は何のためにあるのですか・・?

  6. むしろ都市圏では自家用車の税金を上げるべきでは。たった一人で無駄に空間を占有している車が多すぎる。