最後の寝台特急「サンライズ瀬戸」、終着駅を6日間変更 琴平へ

定期運行される最後の寝台特急のひとつ「サンライズ瀬戸」が今冬、通常の終着駅である高松駅より先、琴平駅まで延長運転を行います。

「こんぴらさん」の駅まで

 寝台特急「サンライズ瀬戸」が今冬、通常の終着駅である高松駅より先、琴平駅(香川県琴平町)まで延長運転を行います。

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「サンライズ瀬戸・出雲」は定期運行される最後の寝台特急(2009年5月、恵 知仁撮影)。

 東京駅発の下り列車が対象で、高松駅へ7時27分に到着し、7時54分に同駅を発車。多度津駅と善通寺駅に停車したのち、終点の琴平駅には8時51分の到着です。延長運転を行う日は、東京駅発車時点が基準で12月31日と1月1日、2日、8~10日の合計6日間です。

 琴平駅は、海上交通の守り神であり、「こんぴらさん」として親しまれる金刀比羅宮の最寄りJR駅。寝台特急「サンライズ瀬戸」の琴平駅延長運転について、JR四国は「金刀比羅宮初詣に便利」としています。

 寝台特急「サンライズ瀬戸」は、東京~岡山間で連結して運転される寝台特急「サンライズ出雲」(東京~出雲市)と共に、定期運行されている日本で最後の寝台特急です。2014年から、琴平駅への延長運転が行われるようになりました。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. この記事じゃあ先と書いてるけど、地元民的に細かい事言うと琴平は瀬戸大橋を本州から渡ってきた視点から見て高松と逆方向なんだよなぁ。
    香川の地理全然知らない人が見たら本当にその先にある場所と間違えて認識されそうな表記だな。
    列車のダイヤグラム的には大体合ってるけど(笑)